花粉症でお悩みの方
スギやヒノキなどの花粉によるアレルギー性鼻炎で症状が強い方に、まずやって頂きたいことはシーズンに入る前から治療を行う事です。
アレルギー反応を起こしてしまうと、鼻の粘膜は腫れ上がり、鼻水も加わることで鼻詰まりの原因となります。
そして鼻詰まりは副鼻腔炎の原因になったり、口呼吸による気道の乾燥から風邪をひきやすくなったりします。
この腫れた粘膜を元に戻すことは大変ですが、前もって治療をすることで腫れを抑えることは出来ます。
本格的に花粉が飛び始めるのはバレンタインデー前後と言われているので、出来れば2月に入った辺りから治療を開始することをお勧めします。
最も効果的なのは点鼻のステロイドです。アレルギーの薬は眠気をきたす可能性がありますが、点鼻のステロイドは効果もある上に眠気の心配がいりません。
また完治を狙う治療法として減感作療法と言う治療法がございます。これは花粉のエキスを注射で投与する皮下免疫療法と、舌の下に投与する舌下免疫療法があり、どちらも3~5年続ける必要がありますが、完治率が7割とも言われる治療法です。
減感作療法は遅くても花粉シーズンの終わった6月から10月までに開始する必要がございます。
これらの治療等についてもお気軽にご相談下さい。。