当院では以前より塩化亜鉛を用いた咽頭処置を行っておりました。

そしてこの治療法は現在Bスポット治療と呼ばれております。

私の父が私の生まれる前から東京医科歯科大学の耳鼻科の教授である

堀口先生が気管支喘息に有効であると発案した治療法で、

以前にも書きましたが当時の内科医は否定をした治療法でした。

 

しかし父はその有効性を見ていただけに、

私の祖父、父と当院でこの処置を続けていました。

 

私は何となく父のやり方をみて覚えていたのですが、

正直痛みを伴うのであまり患者様にお勧めしておりませんでした。

 

先日も書きましたが先日の堀田先生と出会い、

迷走神経を刺激することが重要で、

それが様々な病気に効果を示すというお話を聞き、

私も最近、

喘息治療における迷走神経系の影響を考えており、

如何に迷走神経を整えるかを課題としていたため、

この治療をもっと積極的にやろうと決めました。

 

実は患者様で痰の絡みを気にされており、

自らBスポット治療をしたいとおっしゃったため、

痛いけどやってみましょう!ということで実施しました。

 

患者さんは涙を流すくらい痛がったのにすぐにいらして、

とても効果があったからまたやって欲しいと訴えてきました。

 

あれだけ痰に悩み、

副鼻腔炎もあったために手術も受け、

でも後鼻漏がとれないからと何軒も耳鼻科を受診し、

君はもう良くなっているから来なくていい!

予約も入れませんから!と、

とある大学病院の教授にも言われ苦しんでいたのが、

この治療法で本当に見違えるようになったというお話も聞きました。

 

また知人で原因不明の倦怠感、頭痛で悩んでいた人にも

ちょっとやってみようかと話して実施したところ、

少しずつですが楽になってきているとの話で、

この治療法の偉大さを改めて知りました。

 

自分の所でずっとやってきた治療法なのに、

本当に恥ずかしく思いましたが、

また一つ悩める患者様を救うための武器が増えた気がします。

 

東洋医学もそうですが、

過去の偉人が編み出したものは本当に凄いものがまだまだあるんですね…

もっともっと勉強することが出てきました。