現在も当院では金療法

と言う治療を行っております。

今でも商品名でシオゾールという薬剤で治療をしておりますが、
かつてはゾルガナール、キドンという薬剤で治療が行われておりました。

そもそもこの治療の歴史ですが、
この金製剤は免疫賦活作用があるという理由で、
結核治療に用いられておりましたが、
重症な喘息をもつ結核患者さんに投与したところ、
喘息がどんどん良くなっていくということに
初代理事長である杉原仁彦とドイツの教授が気付き、
これを喘息治療に用いようと始めたのがきっかけだそうです。

今でも内科学会が出している日本内科学会創立100周年という雑誌の
呼吸器の分冊の気管支喘息の項には祖父の業績は記され、
呼吸器学100年史という呼吸器学会が出す雑誌にも記されております。

私自身、当院で働くようになるまでこの効果を知りませんでしたが、
実際に経験をしてその効果には本当に驚きました。

治療前の呼吸機能は重症に限りなくちかい中等症の患者さんが、
この治療を始めてから正常化するだけでなく、
他の薬剤が一切必要無くなってしまう。
是非、当院のHPにある患者様の声 も参考にして頂きたいと思います。

かつては保険適応となっていた治療法ですが、
1984年あたりに保険適応から外されました。

当院では自費診療で行っておりますが、
1クール全ての治療費を合わせても近年発売されている
気管支喘息の生物学的製剤の1回分の治療を自費で受けるよりも安いのです。

これだけ医療費削減に繋がる治療を国が認めていないのは疑問を感じますが、
恐らく医療ビジネス的な問題もあるのでしょう。
効く人と効かない人がいらっしゃるのも事実ですが、
当院のかつての統計を見ても有効率は90%弱です。

当院はこの伝統的な治療を守るべく頑張っております。